日程:2010年8月14日(土)~8日17日(火) 場所:いえしま自然体験センター
■ 宝探し ■
数々の修行をして、一人前の海賊となった子ども達は、【ギギ】という魔物との戦いから宝の地図を手に入れます。その地図には暗号が記されていましたが、苦労しつつもなんとか解読!暗号の通り、地図を火にかざすと、うっすら 宝のありかを示す印が浮かび上がって…。しかし、その場所へ行った子ども達が見つけたのは、ゴミだらけの浜と、海をこよなく愛した海賊の日記でした。
■ 宝発見 ■
辿りついた浜で見たのは、自動車のタイヤ、冷蔵庫と 「なんでこんなものが!?」 というものばかり。中には、韓国語や中国語が書かれているゴミも。見つけた海賊の日記も、それを嘆く内容であり、子どもたち自身が 「人間が出したゴミが最後は海に行きついているんだね」と感じた瞬間でした。その時、宝箱が 壊れ、中からもうひとつの宝が!!【火に入れると願い事が叶う紙】残り少ない紙をみんなで分け、キャンプファイヤーの時間を皆で心待ちにしました。
活動を終えて
今回のキャンプでは、子どもたちの持っている底力の大きさに驚かされました。宝の地図のために得体のしれない魔物に立ち向かったり、暑い中、山道を抜けて宝を探したりと、精神的にも身体的にも本当によく頑張っていました。そして、子ども達がそれだけ頑張れたのは、心のどこかに必ず持っている「積極性」や「好奇心」が全面に出たからのように思います。普通に「山道を歩きます」と言ったら、間違いなく「え~~!!」と言うでしょうが、「宝が待っている」と思うと頑張れる。「やりたい!!」って思った時の子ども達の力は大人の想像をはるかに超えると感じた二泊三日でした。(花房 洸希)
日程:2010年8月13日(金)~8月15日(日) 場所:南但馬自然学校
■ ライトトラップ ■
子どもたちから「一度、やってみたかった!」という声が多かった ライトトラップ。白い布とブラックライトをつかって虫をおびき寄せ、アンテナのような蛾の触角を観察したり、普段見ることができない昆虫を観察したりしました。「自分で起きる」ことを条件に、夜中の2時にも様子を見に行くと、ミヤマクワガタ(雌)を見つけることができました。
活動を終えて
このキャンプの1番の魅力はなんと言っても「博士」です。しかしその魅力は、昆虫の名前をたくさん知っているということではありません。見た目や貴重さにとらわれず、どんな昆虫に対しても同じだけの愛情を持って接する「博士」の姿勢は、子どもたちにも、これから成長していくなかで大切な何かを教えてくれると思います。(伊藤 嘉範)
日程:2010年8月8日(日)~8月10日(火) 場所:美原高原自然の家とちのき村
■ 沢登り ■
流れる水流に負けまいと、一生懸命沢を登りました。木の枝をくぐり抜け、 岩を登り、無事滝の前で記念撮影。誰かが滝に打たれ始めると、皆もそれに続いていき、全員でずぶ濡れになりながら遊びました
■ 晩餐会 ■
キャンプ中2回目の野外炊飯は、グループごとに別々のメニューをつくり、それをみんなで食べあいました。肉じゃか・シチュー・巨大オムライス・焼きそば・炊き込みご飯とメニューは様々。一生懸命作った料理の味は格別で、思わず笑顔。そして、なにより「僕たちの 料理食べて」 とお互い招待し合う 子ども達の笑顔がとても輝いていたように思います。
活動を終えて
「ただ、笑うのではなく、一生懸命頑張って、その達成感から出る笑顔を大切にしたい」 その思いの基、 今回のキャンプを企画しました。ポイントラリー、沢登り、晩餐会と身体を動かして一生懸命頑張った子どもたちの顔は、まさに「達成感に満ち溢れた笑顔」 だったように思います。最終日のアルバムづくりでは、キャンプ中の写真を集め、自分たちの 「笑顔」 を記録していきました。子ども達には、これから先も、いつまでも「笑顔」 でいて欲しいなと思います。 (花房 洸希)
日程:2010年8月1日(日)~8月3日(火) 場所:里山ねっとあやべ
■ 廃校調査 ■
「このキャンプ場で起こっている7不思議を解決する!!」 という想いのもと集った子どもたちは、それが人の仕業なのか?霊の仕業なのか?を確かめるために廃校となった校舎を調査しました。恐る恐る仲間と共に調査を実施した結果…人の仕業だと分かったのです!!
■ 除霊 ■
7つの不思議のうち、6つまでは解明し、犯人も見つけた子どもたち。しかし、7つ目は幽霊の仕業であったことが判明。その霊を霊媒師が除霊したはずが…!! リーダーの体に乗り移った霊が、失くしてしまった「骨」 を探して動き始めました!! 子どもたちは必死で旧校舎から骨を探し出し、無事除霊に成功!! リーダーも無事で一件落着となりました。
活動を終えて
「困っている人を助けたい。」 その想いは、本来人は持っています。しかし、助けたい気持ちよりも、恐かったり、面倒だったり、そんな想いが勝ってしまい、手を止めることもあります。このキャンプでは、そういった人を助ける経験や、そして助けた後の感謝の思いを体全身で感じる経験をします。そんな場面を積重ねることで、きっと人は、「困っている人がいれば助けるのが当たり前」という優しさや、価値観を身につけるのだと感じています。次回はどんな人助けになるのでしょう?(伊賀上 将司)
日程:2010年7月23日(金)~7月26日(月) 場所:富士山
■ 富士登山 ■
下から見れば、 「こんなものか」 と感じる富士山ですが、いざ登り始めると、その偉大さにビックリ!! しかし、足を進める度に、ちょっとずつ上に登っているのが実感できるため、富士登山は気持ちがいいのです。途中高山病になり、足を止めてしまう子もいましたが、今年は無事全員10合目までたどり着きました!! 頭も体もくたくたになりながら見下ろす風景はまさに絶景で、達成感を体全身で感じられました。みんなが口々にいうのは… 「絶対一人では無理だった…。」
活動を終えて
登り終わった後のふりかえりで、子どもたちが口々に言うのは、「仲間の応援があったから登れた。」 でした。それは、それぞれがきっといろんな場面で感じていた、素直な気持ちだったんだと思います。一人でも欠けてしまうのが怖くて、高山病になってしまった子たちを救うように、リュックを背負い合い、「頑張ろう!!」 と声を掛け合い、最後の絶景を手に入れた子どもたち。きっと大きな自信となって、今後学校生活で活かせるのでしょう。なぜなら、これ以上大きな山は日本には無いんですから。(伊賀上 将司)
日程:2010年10/16・17・24 場所:しあわせの村
しあわせの村到着
「今日は、しあわせの村全部を使ってオニごっこをします。」 と言った瞬間、子どもたちは「イエーィ!!」 と大興奮! 少し難しいルールもあったけど、「聞きのがさまい」とみんな真剣真剣…。
作戦会議
「ここでオニがきたらこうして…」、「この場所からだと先にこっちに行った方が…」と、グループに分かれてヒソヒソヒソヒソ…。「ここで作戦立ててたら他のグループに丸聞こえだよ。」と言われ、そそくさ移動するグループも。
巨大オニごっこスタート
相手チームに見つからないようミッションをクリアするけど、よりによって内容は「大声で歌う」「鐘をならす」等、自分の存在を知らせるものばかり。周りうよく見てやらないと「ギャー!!オニがきたー!!」
結果発表
一日中逃げ回った今回の巨大オニごっこ。優勝チームは…「○○グループ!!」その瞬間、「やったー」と喜ぶ優勝チームと、悔しそうにしする他のグループ。「でも、みんな頑張ったね。」と、優勝チームとお互いに健闘を称えあったね。
活動を終えて
今回の活動は「話し合うことの面白さ」を子どもたちに感じて欲しいと思い、企画しました。低学年の子には難しいルールもありましたが、これを高学年の子が教えてあげたり、少し大人しい子が頑張って自分の想いを言葉に出してみたりと、グループごとに様々な様子が見受けられました。優勝チームは1チームのみでしたが、どの子もみんな満足気で、きっとそれぞれが、「自分の想いを伝えて、納得した上で闘ったから」ではないかと思います。想いを言葉に出すということは勇気のいることです。勇気を出して伝えて、認めてもらえたら嬉しい。その繰り返しでコミュニケーションがどんどん活性化していくのだと感じた活動でした。
日程:2010年9月11日(土) 場所:葉台川原 ひみつの場所
ひみつの場所到着
「今日は今まで一回も行ったことがない場所で秘密基地をつくろう!!」という言葉に子どもたちはワクワク!! でも、来た場所は、なんとガードレールの下の森の中。「え? ここ?」少し不安そうな子どもたち…。
場所探し
ガードレール下をくぐり抜け、草木をかき分けていくと…。拓けた場所に到着。なるほど! 確かにここなら他の人たちにはわからないし、基地をつくるスペースも十分ありそう!! 道具を受け取り、グループごとに場所探しの旅へ出かけたよ!
基地づくり
「場所も決まったし、どんな基地を作ろうか? 皆はどんな道具を持ってきた?」ダンボール、レジャーシート、カーテン、大きな布、すずらんテープ…。色々な個性あふれる道具が集まりました。「これだけ集まれば、すごい基地がつくれそうだ!」 設計図を書いて、役割分担をしながら基地を作ったよ。
基地完成!!
苦労した甲斐あって、グループごとに個性あふれる基地の完成! 「この罠にリーダーをはめるんだ!」、「合言葉がいるねん!」、「他の基地の偵察に行こうよ!」、「ターザンロープをつくったよ!」 基地での過ごし方もグループごとの個性がすごく出ていたね。
活動を終えて
自分たちの用意した道具で、自分のグループだけて活動してもらった今回の活動。すると、やはり思い入れの道具を使っていることもあってか、どの子もとても意欲的に基地づくりに参加できていました。また、他のグループが見えないこともあって、グループの友だち同士の距離も「グッ」 と近くなっていたように思います。いつもは、プログラム企画者が 「次はこんなことして遊ぶよ。」 と言って、全体を動かすことが多いですが、そんな大人の言葉がけがなくても、子どもたちは「自分たち」 で楽しい時間を過ごす力を持っているのだと感じました。
日程:2010年7/10・11・18日 場所:杣谷川
水の国到着
「ここの川は実は2種類ある。1つは “レベル1”と呼ばれる安全な川。もう1つは “レベル2” と呼ばれるとても危険な川。今からその2つに行くよ。」これから行う挑戦を聞いて、期待半分、不安半分な子どもたち…。
挑戦! レベル1
| 「全員レベル1をクリアすること! これができないようじゃあ、レベル2へは案内できない!!」それを聞いた子ども達は、お互い押し上げたり、引っぱたりしながら、協力して沢を登っていきました。その甲斐あって、最奥地の滝に無事到着しました。 |
挑戦!! レベル2
お昼ご飯を食べ終わったら、いよいよレベル2!! 「入り口はとてもわかりづらい場所にあるんだ。レベル1をクリアした皆だから案内するよ。」これから始まる試練にハラハラドキドキ!!
裏メニュー!!! レベル3
レベル2の奥地にあったのは“メガホン”。それを使って水掛け遊びをしていると…「今から秘密のレベル3へ行くよー!!」「え!? レベル3って何!?」案内されたのは、深さ3mはあろうかという溜め池。最後の挑戦は勇気を出しての飛び込み大会!!
活動を終えて
今回登った沢は、地点ごとに2~3通りの行き方ができる、天然の分かれ道がたくさんありました。その道は、割とすんなりと登れるものもあれば、傾斜が急で苦労するものもあります。今回「おもしろいな」 と思ったのは、先頭の子が通った道に後続の子も続いていくということ。先頭の子が険しい道を行くとそれに続きますし、簡単な道へ行くとそちらに続きます。「最初の行動」の影響力の大きさを改めて実感したのと、困難にもパワフルに突き進んでいく 「行動力」 あふれる大人へ成長していって欲しいなと感じた活動でした。
浜に着いたら早速、探険スタート! 砂浜まで出て行き、自然物を探したよ。砂に、貝に、ワカメに、木の枝… クラゲやカニ、魚や亀も見つけたね。
集めた砂に絵の具を入れて、まぜまぜまぜまぜ…。砂の量を増やしたり、絵の具を何色か混ぜたりと、グループごとにいっぱい実験!!
「アート開始!!」
お昼ご飯を食べ終わったらアート開始! 色紙の上にボンドを塗って、色々なものを貼り付けたよ。みんなの表情は真剣そのもの!
「発表会」
一生懸命つくった作品を皆で見せ合いっこ。「恥ずかしい」と言いながらも、どの子もすごく上手にできていて、拍手喝采! 「見せてよかった」とまんざらでもない表情もこぼれね。ただの砂、貝が秘宝になった瞬間でした。
活動を終えて
工作は、何も無いところから何かを生み出す「発想力」や、より良くしていく「工夫する力」 を刺激できると思います。得意な子、苦手な子はいますが、今回の作品はみんな一生懸命つくっていて、完成した作品は、どれも子どもらしいユニークな作品でした。こうした作品は、「大人」 になってからは生み出せない「子ども」である。今だからこそ作れるものだなと感じました。今回の作品を、是非、子どもたちが大人になるその時まで大切に保管していただければと思います。
日程:2010年 11月13日・14日 場所:宝塚船坂
本来10月末に行われるはずであった今回の1泊2日ですが、季節外れの台風のため日程を変更し、11月中旬に。音楽会と重なる子が多く、参加者は8人!! いつもは違うグループの8人が今回ばかりは全員一緒のグループとして2日間を過ごしました。協力しあえた場面もあれば、遊びの誘惑に負けてしまう場面も。いいたいことは行動で示すべきだ! という大切なことに気づいた2日でした。
活動を終えて
大人の手を借りずに2日間を生き延びてみせよ! という設定は、ある種子どもにとっては天国で、やりたいことを何の縛りも無く自由に過ごせる楽しい時間でした。しかし、そこには自分たちで自分たち自身をコントロールしないといけない責任が生まれます。子どもたちは大切なことをほったらかしで遊び続け、2日目後悔しました。そこからの学びは非常に大きかったと思います。今後も忘れないで欲しいです。